開発物
Linux環境とPythonの勉強目的で作成しました.主なシステム構成はRaspberry Pi 3 Model B(OS:Raspbian 9.11)とGoogle Assistant SDKです.
外装をはじめとする各要素にて,『NieR:Automata』(©SQUARE ENIX)に登場するポッド042を模倣しています.個人利用かつ非商用の範疇でのファンメイド作品として,作成しました.
作成したスマートスピーカ(v1.0)の紹介動画
更新履歴
バージョン |
実装内容 |
v1.0 |
- Snowboyによる任意のウェイクワード
- Google Assistantには無い独自機能の拡張
(例:「貴様の独断の論理思考と発言を禁止する」の音声指示によるRaspberry Piのシャットダウン)
- Raspberry Piのローカルにある音楽ファイルの再生
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v1.1 |
- Raspberry Pi起動時にGoogle Assistantの自動実行
- 上記の自動実行とその実行完了を知らせるための音声ファイルの自動再生
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v2.0 |
- Wake on LANを用いた,スマートスピーカ経由でのPCの起動
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v2.1 |
- OpenSSHを用いた,スマートスピーカ経由でのPCのシャットダウン
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v3.0 |
- Raspberry Pi Zero Wおよび自作シールド(赤外線リモコン受信モジュールおよび赤外LED搭載)との連携による,スマートスピーカ経由での各種家電製品の操作
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v4.0 |
- Raspberry Pi Zero Wと温湿度・気圧センサモジュールによる室内環境の読み上げ
・スマートスピーカ(Pi 3 B)にて音声認識したら,SSHにて計測の指示をPi Zero Wへ行う ・Pi Zero W上で温湿度・気圧の計測を行い,Pythonから.txtファイルでの出力 ・.txtファイルを,Pi Zero Wからスマートスピーカへ,SSHにて転送 ・スマートスピーカの処理上から,.txtファイル内の文字列を合成音声(JTalk)で読み上げる
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Tips
① Raspberry Piの初期設定
② Google Assistant SDKの初期設定
③ ウェイクワードを任意ワード化
④ ローカルストレージ上の音楽ファイルを再生する機能の実装
⑤ Raspberry Piの起動と同時にGoogleAssistantの自動実行
⑥ Wake on LANを用いた同ネットワーク内PCの起動
⑦ OpenSSHを用いた同ネットワーク内PCのシャットダウン
⑧ Pi Zero Wと自作シールドとの連携による家電操作
⑨ 別Piとの相互通信による室内の温湿度・気圧測定と合成音声での読み上げ