小説執筆における諸規則
本投稿は,筆者が小説執筆をする際の,あくまで筆者個人における諸規則の備忘録です.
目次
1. フォント
p.1:書籍名と著者名
- 書籍名:明朝体
- 著者名:ゴシック体
p.2:目次
- 「目次」という見だし:ゴシック体
- 目次の内容:明朝体
p.3:登場人物の一覧
- すべてゴシック体
上記p.1~p.3に関し,その様子を図1に例示する.
2. ルビ
全般
- 促音便や拗音も大文字で表記する
本文
- 基本は左揃えで振る.ただし熟字訓の場合は均等割付で振る
- リフロー形式の電子書籍(読者の端末環境や拡大縮小により,1ページ当たりの行数と,1行当たりの文字数がダイナミックに変化する形式)の場合は,およそ中央揃えに強制される
- 対象の文字よりも長い字数のルビの場合:
- 対象の文字に対し,ルビの字数が1字多い場合は,以降の文字にぶら下げる
e.g. 「私(わたし)は好きである」の場合は,「私(わた)は(し)好きである」 - 対象の文字に対し,ルビの字数が2字多い場合は,前後の文字にぶら下げる
e.g. 「貴方のような方が私(わたくし)は好きである」の場合,「貴方のような方が(わ)私(たく)は(し)は好きである」 - ただしリフロー形式の電子書籍の場合は,レイアウトが固定ではないため対象の文字と前後の文字が行間を跨ぐ変化が起こり得る.そのため前述の例でいうと,「私」に対し全てのルビを中央揃えで付ける
- 対象の文字に対し,ルビの字数が1字多い場合は,以降の文字にぶら下げる
人名
- 登場人物の一覧に限らず本文中であっても,人名の場合は中央揃えでルビを振る
- 「太郎」といった場合は,「太(た)郎(ろう)」のように該当する漢字ごとに振る
- 「一ノ瀬」といった場合は,「一(いち)ノ瀬(せ)」のように漢字の上だけに振る
- 例外的に「小鳥遊」といった熟字訓の場合は,「小鳥遊(たかなし)」の範囲で均等割付で振る
3. ページ番号
- 本文からページ番号を挿入する
- 例えばp.1~p.3の,書籍名および著者名,目次,登場人物の一覧には,ページ数に計上はしてもページ番号を振らない.この場合,本文開始のp.4からページ番号を振ることになる
- 印刷所への入稿時:
- ページ番号を振らないページ(上記例のp.1~p.3)に対しても,入稿時には印刷所の方にとってページの順序が分かるよう,左下/右下の綴じて見えなくなる位置に表記する(ワープロソフトにて,自動連番でページ番号を振る本文とは別に,手動で挿入することになる)
4. 執筆作業中の備忘録
ダークモードにする方法(「一太郎2021」環境)
- 「表示>画面表示設定>『イメージ編集』タブ>色の設定」にて,背景色および文字色をそれぞれ設定する
- 自身が利用している編集画面が「ドラフト編集」「イメージ編集」「印刷イメージ」のいずれであるかは,「表示>画面設定」にて使用中のモードが確認できる(図2)